日本人が個人でECサイトを開発するとなると、現実的な選択肢は以下3種類かなと思う。これ以外の分類、分析もあると思うが本質では無いので、こんなものかと目を通す程度で。
1から作ることをスクラッチ開発と言うが、個人ベースなので比較的開発が容易なRubyと言う言語を採用して開発する。1から作るので何でも出来るが費用、期間は当然ながら大きい。やはり、個人にはハードルが高い。
EC-CUBE3は日本産まれのオープンソース型ECパッケージです。機能も豊富で技術が有れば選択して良いと思いますが、welcartと比較すると難易度は高い。利用者は2.4万人とありました。参考までにデモシステムです。
welcartも日本産まれのオープンソース型ECパッケージです。EC-CUBE3と違うところはWordPressと言う世界で最も普及しているブログパッケージのプラグインソフトであるところです。よって、WordPressの洗練度、情報量の多さが最大の特長です。そして、肝心のECパッケージ機能ですが、基本機能は装備されていて、十分に実用レベルと思います。利用者は不明ですが、ダウンロード数は10万とありました。参考までにデモシステムです。
方法 | 説明 | 難易 | 機能 | 費用 | 期間 |
スクラッチ | Ruby on rails | △ | ◎ | △ | △ |
EC-CUBE3 | Symfony | ○ | ○ | ◎ | ○ |
Welcart | WordPress | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
あまり、細かく比較するつもりも無く、表を見て一目瞭然に Welcart を利用すると言うことです。更に補足説明すると、知名度はEC-CUBE3の方が上のようで、実は私もEC-CUBE3で構築を開始したのですが、2週間程で Welcart に乗り換えました。理由は明白で早く簡単に作れるからです。
Welcart で運用開始して、それから次のステップに進んでも良いと思います。何故なら、2~3ヶ月程度で出来てしまうので、負担も大したことないからです。